プロ志望届提出期限が終わり、ドラフトまで2週間となりました

去年は史上最多の374人(高校生216人+大学生158人)が志望届を提出し話題を集めましたが
今年は298人(高校生159人+大学生139人)が志望届を提出しました

北海道移転後初の3年連続Bクラス濃厚となったファイターズが誰を指名するのか考察してみました





現在のファイターズの課題


中田、近藤、西川、大田といった去年チームを支えた主力が軒並み大不振
開幕前から指摘されていた中継ぎ陣の層の薄さも響き終盤に同点、逆転される試合も目立った
逃げ切れない&勝ちきれない&逆転できない試合も多く非常に苦しい状態と言える今季のファイターズ
外国人選手がほとんど機能してないのも痛いですね

言ってしまえば穴だらけです…だから現在最下位なんですが(;^ω^)
1年のドラフトで全ての欠点を埋める事はできませんので、今回は2つのテーマを設けてドラフト指名を考えて行きたいと思います


・二遊間のレベルアップが急務

ファースト:中田→高濱
セカンド:渡邉→佐藤
サード:野村

前半戦の中田渡邉が4番5番に座って打線をぶった切っていた時を思うと高濱佐藤は物足りなさこそ感じますが、攻守でよくやっていると思います(渡邉は守備でも大きな欠点となってしまっていましたね)

野村も膝痛を乗り越え後半は打撃で持ち前の高ポテンシャルを発揮しています

そんな中でショートだけは未だに課題で他球団と比べて攻守ともに大きく劣っているポジションになっています
・石井は守備はuzrで見たときに割とマシですが時折やらかしますし打撃の安定性なし
・中島は打撃は皆さんご存じの通りですし近年は決定的なタイムリーエラーが多く印象良くない
・谷内はスーパーサブとしてベンチで待機させたい(ショート守備指標はキツくなりつつある)
・上野と細川はまだ2軍で鍛える時期だし難波は…という状況
そしてこれらの面々は"総じて打てない"(細川は将来打てそうですがコンバートしそう)

パの他球団はショートの運用に困った際に
西武源田、ロッテ藤岡、楽天小深田と社会人ショートを指名して打開策を打って今年みんな一定の数字を残しチームに貢献しています(小深田は守備はアレですが)
ファイターズは去年今川を指名して久しぶりに社会人野手に手を伸ばしました
今年はスタメン級かバックアップかは別として社会人ショートを指名するべきか?

セカンドに関しても先述した通り佐藤が頑張っていますが、仮に佐藤が離脱した場合に誰が守るの?という話になるとロニーや高濱が基本線ですが渡邉が出て来る可能性もあるわけで…
セカンドもよりレベルの高い競争をしてほしい事を考えると大社から指名したい


・投手陣の頭数が足りない

ここで言う頭数とは人数の話もそうですが、1軍戦力として期待できる選手が足りないという話になります

去年好調で期待していた吉田輝、北浦、望月は今年揃って離脱を経験して迷走中
(吉田は復調の兆しありも1軍先発はまだ厳しい)

田中瑛は復帰後制球滅茶苦茶で金子は衰えを隠せず

などなど
先発中継ぎ含めて現在の2軍投手陣で1軍で試したいというレベルの投手は実は非常に少ないんです

1軍当落線の選手として
西村、生田目、鈴木健、立野、谷川ら社会人出身や外様の投手陣が乱立していますが、他の面々は1軍では計算できないどころか2軍で安定した成績を残せていないのが現状です
野手には面白い若手が多い反面、投手はかなり深刻だと考えています

そうなってしまうと何人か1軍投手で怪我や不調選手が出た時に入れ替え対象のレベルがガクっと落ちてしまいチーム運用が苦しくなるわけですね

今年で言えば池田と加藤の成績が落ちて来た時に他の投手と入れ替えるべきだったんですが、その時に2軍で活躍してて動ける投手がホントにいなかったので入れ替えができずしんどかったですね…
(生田目が離脱してたり西村が中継ぎ回ったり色々巡り合わせも最悪でした)

特に中継ぎは近年の傾向であるマシンガン継投で消耗が激しく余剰戦力は欲しいところ
(ぶっちゃけた話ですが、ビハインドでワンポイント継投したりするの意味不明に思います(;^ω^))

質のいい投手は何人いても困りません
去年支配下の大社は伊藤しか指名しませんでしたし、今年は投手豊作年かつ野手不作年なので即戦力投手をガッツリ指名して投手力の底上げを図りたい所です


指名内容

一部スカウトの視察・コメントがない選手の選出もありますが、こんな感じだと嬉しいなという感じで考えてみました
1位  高・投   小園健太(市立和歌山)
外1  社・投   山田龍聖(JR東日本)

2位1 大・投   赤星優志(日本大)
2位2 大・投   桐敷拓馬(新潟医療福祉大)

3位  大・内外  山城響(富士大)
4位  高・投or外 市川祐(関東第一)or高校生外野手
5位  社・内   大内信之介(JPアセット証券)
6位  社・投   船迫大雅(西濃運輸)
7位  高・内   星野真生(豊橋中央)
8位  大・投   権田琉成(明星大)
9位  社・投   草海光貴(セガサミー)

育1  ク・投   渡辺一生(BBCスカイホークス)
育2  大・外三  井上絢登(福岡大) 
育3  独・内外  樋口正修(埼玉武蔵ヒートベアーズ)
育4  高・捕   大津綾也(北海)
育5  独・投   近藤壱来(香川オリーブガイナーズ)
1位

・初回入札には小園を選出
風間や森木、佐藤や隅田ら他にも1位候補の名前が挙がりますが、ファイターズは去年の秋から熱心に視察を繰り返していましたしやっぱり小園かな

体格もガッチリしてますしストレートが速く持ち球も豊富で投球術にも長けた本格派投手
夏大の智辯和歌山戦では"対小園対策"に屈して敗れてしまいましたが、NO1候補としての評価が変わる事はないでしょう
伊藤のトレーニングを参考にしているという事で、入団したら直接色々聞いて吸収しまくっていいのよ?



・外れ1位に入れた山田は高卒社会人3年目の左腕
今年は奪三振マシーンと化しプロとの交流戦でも三振の山を築きアピールを続けている
力のあるストレートはリアル茂野吾郎

18年ドラフトでは甲子園のスター4人を指名し「ミーハードラフト」と話題になったが、山田も当時藤原根尾世代の最強大阪桐蔭を苦しめた逸材でスター選手の1人だった
その点入団となれば、同級生の吉田や柿木には刺激になり相乗効果が産まれそう


2位

2位には先発として試合を作れる能力の高い左右の大卒投手から1人ずつを選出


・赤星は今年チームを二部から一部へと昇格させた立役者

春は二部の速球派と言われていたが、持ち球全てで安定してストライクを取れる制球が非常によく総合力の高い右腕
基本は打たせて取る投球スタイルだが、ピンチではギアを上げて三振も奪える
一部昇格した秋では國學院大を4安打完封&中央大を3安打完封に抑える快投も見せた

ファイターズは毎年3位までに大社右腕を必ず指名する傾向があり、赤星を指名する可能性は割と高いのではなかろうか
(先月の段階では3位かな?と思っていましたが、連続完封でスカウトが評価を上げ大卒右腕の最上位に来たのかなと思い2位に上げました)


・桐敷は最速150を誇る先発型の本格派左腕
今年の投球は球が速い、三振が獲れる、与四球率が低い3拍子揃いリーグでは基本的に無双

ほとんどの登板で安定して投球回<奪三振を記録しており、チームの主力になって以降3期連続で防御率ベスト5に入る安定感も兼ね備えている

堀、河野、加藤が頑張っているが主力と言える左腕は多くないチーム状況
特に先発左腕が不足している現状として最適な存在といえる

(今年他の大卒左腕と比べて諸々の報道が少ない気がするのはリーグレベルが低いとか関係してるんですかね)

3位

山城は内外野の複数ポジションを守れパンチのあるユーティリティープレイヤーで今年の指標お化け
出身とポジション(二遊右)から西武外崎と被る部分が強いだろうか

今春のリーグ戦ではHRと打点の2冠に輝きベストナインも受賞
チームでは3番に座り広角に長打を打て、四球も選べ出塁率が高い強打者

西武から佐藤龍生をトレードで獲得した事で富士大ルートを作ったファイターズ
今年山城を指名するうえでの伏線か?

既に指名されてしまっている場合は同じくセカンドサードを守れる池田来翔(国士舘大)も一考か


4位
市川はノビのあるストレートが最大の武器な高卒組の関東NO1筆頭右腕
夏大では152を計測し大台に到達し話題を集めたが変化球の質も上々で制球も安定している

ガタイも良いのでゆくゆくは155以上のスピードボールを放ってバンバン三振の山を築いて行けそうな雰囲気も漂わせているように感じるロマンの塊

市川は上位指名されてもおかしくない逸材だと思っています
4位でもほとんど縁がないかもしません

4位指名は1位で小園を獲得できたなら高卒投手ではなく、近年指名していない高卒外野手の獲得を目指す可能性も多いにあります
その場合、池田陵真(大阪桐蔭)や田村俊介(愛工大名電)、米山航平(市立尼崎)辺りが候補になるか?


5位

大内は俊足堅守な社会人内野手で都市対抗表彰と東京都ベストナインを受賞
セカンドとショート共に高い守備力を誇り、セーフティは1塁到達3.5秒台を出す事も
1年目から代走守備固めで起用できるレベルで、谷内が年齢的にショートの守備固めを不安視するなら是非とも獲得してほしい

内野の大内、外野の宮田で俊足堅守の最強バックアップを結成できれば代走守備固めに困る事は暫く無さそう?

6位

船迫(ふなばさま)はサイドから140中後半のストレートをビシビシ決める最速150超え変則速球右腕
大学は東日本国際大で現ファイターズ片岡の1学年先輩にあたる

直近の登板では球数がかさんだ8回に打ち込まれてしまうケースが目立ったが
三振を奪う能力に長けているだけなくカットやカーブなど変化球も多く持ち合わせており、ストレート1本に頼らずゲームメイク能力に長けた投手

チームでは先発も中継ぎも行い共に経験しているのでプロでの起用の幅が広いのも良し
大卒社会人3年目という遅咲きだが、チームのエースに上り詰めドラフト戦線に浮上した苦労人
即戦力投手枠として指名はあるか?

7位

星野は走攻守揃った右打ちのショート
今年の夏大では1番に入ると2HRを放ち打率も5割超えと圧倒的活躍を魅せた

身体能力がとても高く、仮にショートで大成しなくてもコンバート利かせられる足や肩も兼ね備えてる点も強み

指名されれば上野、細川に続く3年連続高卒ショート指名になるが、細川はセカンドコンバートも視野に入れた起用になっているので2軍のセカンド事情も加味すると、出場機会を喰い潰す事にはあまりならなそう
同じ右投げ右打ちの上野が少し伸び悩みを見せているのでライバルとしてぶつけたい

8位

権田は最速152を投げる首都二部の本格右腕

3年まではリリーフで4年から先発に回ると、5先発4勝0敗29回自責6の活躍でMVPを獲得
多くの球種を扱い一部入れ替え戦では完封勝利を収めた

巨人菅野を参考に改良したスライダーは切れ味抜群
プロの環境に適応できれば1軍ローテを担える存在になってくれそうだが、まずは球速を活かして中継ぎ起用から初めて環境に慣れてもらうのもアリかもしれない


9位

草海(くさがい)は高卒社会人5年目の選手で社会人3年目から投手に転向した経歴を持つ
今年は日本選手権で先発し完封優秀選手を獲得する活躍も残した

近代の大社右腕の指名傾向としては180cm以上&ストレート150超えが1つの基準となりつつある
一方で草海は168cmで最速146と諸々のサイズやスケール感は大きく劣るものの、体格差をもろともせずバッターを打ち取っていく小柄な戦士は魅力たっぷり

甘いマスクも相まってプロで活躍すれば人気が出る事間違いなし
8位に挙げた権田とは上田西高校のチームメイト(草海が1年先輩)


育成
育成で挙げた面々は個別に紹介しません

個人的に面白そうな選手を投手野手共に色々なタイプで選んでみました

おそらく今年は育成契約中の選手をバッサリ行くと思うので新しい血を

最後に

いかがだったでしょうか
16年と17年はかなり暗黒ドラフト臭が漂っていましたが、ここ3年は現実的な指名やワクワクする指名をしてくれているファイターズフロント

直近3年の支配下指名は7人→7人→6人と推移していますが
新球場移転へ向けて、新生ファイターズを改めて1から作っていくうえで、今年は大きなテコ入れをして欲しいと思い投手メインの15年ドラフトに近い形でメンバー選出しました
ここまでの人数と言わないまでも、一昨年のように育成込みで10人くらい指名して大規模な入れ替えをしてほしいモノです

去年は伊藤と古川しか的中しませんでしたが今年は何人がファイターズに指名されるでしょうか?
選出しなかった面々では手塚(SUBARU)も指名あるんじゃないかと思っています


PS
ツイッターで自分がいつも木村(北海)に関して言い続けていたのに今回選ばなかったのはどーいう事だ?とか、ショート欲しい言ってるのに水野(JR四国)はどうした?とか、色々思う方もいると思います

勿論欲しいですよ?特に北広島出身の木村とか絶対話題になりますよね
だけど巡り合わせと現有戦力(特に2軍)考えた時に、小園以外に上位で高卒投手行く余裕はたぶん無いなと思いました
それでも木村に行ってくれるなら喜びます(;^ω^)

あと、現状1軍野手の得点能力が低いのに野手指名が少ない予想に関してはですが
来年野手ドラフト模様になりそうな予感もしますし、普通に機能する外国人野手を2人呼べばいいんですよ?という結論に至りました
ロッテが分りやすいですが、マーティンとレアードがいるだけでかなり打線厚くなりますよね
つまりそーいう事です

話題がドラフトから逸れたのでここまでにします
ドラフトが楽しみですね( ◠‿◠ )