ファイターズとしては球団最長となる8年間の指揮を執り、長期政権となっていた栗山監督

今季は5位という結果になり、辞意をシーズン終了後に正式な意向としてフロントと話し合うとのこと



長くチームを支えてくれましたからね…

個人的に栗山監督には感謝しかありません。監督を退くにしてもフロントに入閣してほしいなぁ

上記の記事では
>球団としてはコーチ陣の刷新を図るなど、新体制を整える来季方針を明確に示すことを条件に、辞意を明かした栗山監督を慰留するとみられる。

とあります。
そこで本記事では「栗山監督が退いたうえで、コーチ陣の刷新が図られた場合どうなるか(どうなってほしいか)を妄想したいと思います。」




1軍首脳陣

現在ファイターズで何かしらの首脳陣の役職についている人は黒で
招聘や再入閣してほしい人はで表記します。
監督:金子誠
ヘッド:白井一幸
投手:武田勝
投手:多田野数人
打撃:二岡智宏
打撃:矢野謙次
内野守備走塁:飯山裕志
外野守備走塁:紺田敏正
バッテリー:鶴岡慎也
ベンチコーチ:厚澤和幸
監督に関してですが
基本的にファイターズはOBを監督にしたがらない球団です。

おそらく稲葉が侍の監督が終わった来オフに招聘し、再来年から"稲葉監督"を誕生させるのが球団の描くシナリオだと思います。

だからこそ栗山監督にあと1年やってほしいんだと思いますが
それが難しいとなるのであれば、栗山監督の下で現場経験を積んだ金子を1年任せるのは無難かな?


ヘッドですが
白井は長年に渡ってファイターズを支えて下さった名コーチですね。
なぜ辞めさせてしまったのかが未だに不可解です。

今一度強いファイターズを再建するために是非戻って来ていただいて、ここ数年廃止されていたヘッドの座についてほしいです。


投手コーチですが
多田野は現在フロントでスカウトの役職を与えられています。
その前は石川ミリオンスターズで投手コーチ兼選手としてもプレーしており、ここ数年選手を見る目を養って来ています。

武田勝も、多田野の後任として石川ミリオンスターズで監督をしていますが、招聘があればチームに戻る姿勢をみせてくれているとか何とか?

独立リーグで教える立場として経験を積んでいるコーチとしては、吉岡現2軍打撃コーチんがいますが、やっぱり上手いですよね。

武田勝と多田野も、同様の経験を活かしてチームを支えてほしいです。


バッテリーコーチは悩みました。
鶴岡は改めて選手一本で再起を目指すのか、新球場ができる頃まで選手兼任の中嶋コースでいるのか…

實松は引退・球団は清水を育てたいと、様々な決断と意図が入り混じっている状況ですが
鶴岡には選手兼任で縁の下から支え、實松と共に若手捕手育成に努めてもらうのが、中期長期で見た時に1番いいのかな。と


打撃コーチですが
二岡は昨オフから富山GRNサンダーバーズで監督を務めていましたが1年で退任
その前職は巨人2軍コーチということで巨人に戻る可能性も十分考えられますが、流し打ちで強い打球を打つことに定評の二岡の打撃技術は、今のファイターズに必要なモノです。

矢野は去年引退し、今年からファイターズの球団職員(特命コーチ)としてレンジャーズに留学するなど第二の人生を歩んでいます。
矢野の勝負強いバッティングや代打での心構えなど、若い選手が多いファイターズの面々にとって重要な要素です。

共に元巨人勢ですが、来季以降再びファイターズのユニフォームに袖を通してほしいモノです(*'▽')


守備走塁コーチですが
今季2軍でのコーチ職に就いていた両名、コーチ陣刷新といっても1軍全員を入れ替えてしまうのはどうかとも思ったので2軍で経験を積んだ両名を1軍に配置転換してみました。


ベンチコーチですが
宮西をはじめ多くの選手から絶大な信頼を得ている厚澤
選手の小さな変化にも敏感に気が付く洞察力にも定評があり、ファイターズにとって必要な人材だと思います。

2軍首脳陣

現在ファイターズで何かしらの首脳陣の役職についている人は黒で
招聘や再入閣してほしい人はで表記します。
監督:小笠原道大
ヘッド:宮本慎也
総合:原田豊
投手:岩本勉
投手:田之上慶三郎
打撃:吉岡雄二
打撃:中畑清
内野守備走塁:井端弘和
外野守備走塁:森本稀哲
バッテリー:實松一成
ベンチコーチ:田中賢介
放任主義の現体制から大きく変えて、厳しい練習環境になってほしいという願いを込めての面々

監督ですが
小笠原は今季限りで中日の2軍監督退任が発表されました。
中日では若手にフルスイングの重要性を問いて意識改革に努めていました。
「打撃を見ていると"当てに行く"とか"追い込まれたら合わせて流す"とかいう選手が多い」と元2軍監督の田中幸雄に解説中に評されたチームを変えるためにも、北の侍のファイターズ復帰を待ち望んでいます。


ヘッドですが
宮本も今季限りでヤクルトの1軍ヘッドを辞任しました。
言わずと知れた守備の名手ですが、今ほしいのはその厳しい指導です。

先述したとおり基本放任主義だった鎌ヶ谷軍は、チーム練習の割合が少なく個人個人での練習時間の割合が多い状況
万波のような意識高い系ならそれでもいいんでしょうが、全ての選手がそうではありません。
2軍が育成の場だというならば、やはり厳しい指導者も必要と考えます。


総合コーチですが
去年までスカウトで配置転換された原田氏ですが、彼が何をしているのか正直全くわかりませんw
良い話も悪い話も聞きませんが、全てが謎に包まれています。
取りあえずまだコーチ1年目なので保留ということで


投手コーチですが
岩本は元エースとして球団を支えた投手ですが、現役引退後のコーチ経験はなし
言いたい事を隔てなく言うタイプなので、吉村GMからするとイエスマンじゃないから現場にはいらないという判断なのでしょうか?

それでも、GAORAの解説を聞いていると"選手側としての意見とファン目線としての意見"を丁寧に述べることができるとても話し上手
1軍で先発として170登板以上を経験した"ガンちゃん"は若手にとっても生きる手本です。
どちらかと言うと精神論を述べるタイプですが、解説で話している各選手への見立てを現場で指導できるなら、有能なコーチになりそうな印象もあります。


田之上は13年から就任し、2年間大谷を育てた経験を持っています。
09年にはSBのコーチとして、チーム防御率を6位→1位に改善させる手腕を発揮するなど実績は十分
現在はSBの3軍投手コーチとして育成選手を指導していますが、ファイターズが再招聘したら戻って来てくれるでしょうか…|д゚)


打撃コーチですが
吉岡
は去年からチームに入閣し指導してくれていますね。
今年は主に万波に打撃指導し、万波本人は夏前頃から成績の大幅な良化が見られています。
今後も長くチームに在籍し、若手選手の育成に尽力していただきたいですね。


中畑はDeで1軍監督を勤めながら、筒香や梶谷ら野手の才能や潜在能力を見抜き・引き出す手腕は当時とても評価されていました。
そういった"野手を見る目"に長けている人材がコーチにいると心強いと思います。
また、鎌ヶ谷でDJチャズと共にバカ騒ぎしてほしかったり(不謹慎)←


守備走塁コーチですが
井端は現役時代に球界屈指の二遊間の名手でした。
井端は内野手を指導する際に「ボールを捕ることを最優先にし、無駄なステップを踏まずにスムーズに送球動作に入れるよう」教えるそうです。

鎌ヶ谷軍の内野手を見ていると「今すぐご指導お願いします!」と頭を下げたくなります…
井端は巨人の吉川尚らを2軍で育てた実績もあり、指導者としての評判も良いです。
宮本と共に内野陣をシゴきあげて、ボールパーク完成ごろには鉄壁の布陣を作り上げてほしいです。


森本ですが
コーチ経験は無いものの、現役時代は守備の名手として札幌ドームの外野を駆け回っていましたね。
GAORAでの解説を聞いていても的を得た指摘や、守備時のコメントは大変参考になります。

現状2軍の外野陣が万波以外将来1軍で活躍するビジョンがあまり見えないだけに、GG常連だった自らの指導で将来GGを獲得できる選手を育て上げてほしいです。


バッテリーコーチですが
今季引退の實松がやはり適任でしょう。
ファイターズと巨人で長年培ってきた多大のキャリアは何にも勝る財産です。
そうしたキャリアを持つ人が語る言葉には力と影響力が伴います。

石川亮含め郡も田宮もまだまだ若い選手ですが、實松の適格な指導があれば、彼らもいずれ1軍の扇の要として信頼させる捕手に育て上げてくれることでしょう。


ベンチコーチですが
こちらも今季引退の田中賢に入閣を希望したいです。
今季有原の登板中に度々見てきた田中賢の野手目線指導、あれが今季有原が最多勝を獲得するうえで大きな要素の1つとなったのは間違いありません。

多くの経験をした打者だからこそ分かる野球観
1軍以上に若手が多い鎌ヶ谷軍ですから、投手野手問わずそうした指導を受けることで野球観を培い、相手選手との駆け引きという引き出しを早い段階で覚えることで、各選手の成長に繋がるのではないかと考えています。

フロント

冒頭の記事では
球団側は編成面での不備が成績不振の大きな要因と分析。栗山監督に全責任を負わせるべきではない、との考えでいる。

との文面もあります。
これは吉村GM含めたフロント/編成内部の人間にも落ち度があり、責任を負うべき人はしっかりと負うということでしょうか?

栗山監督を招聘したのは吉村GMでしたから、"栗山監督が退任するなら吉村GMも退任するべきだ"という意見はツイッターでちらほら見受けられます。
自分はそれに加えて、吉村GMの後任で栗山監督がGMに収まってほしいというクチです。

MLBのタイガースで編成業務を任されていた吉村は、05年にGM補佐として入閣
・05年のドラフトで陽を推薦したり
・「BOS」と言われる球団独自のデータベースを開発したり
・与えられた予算で球団運営を行い経営の才を見せたり
・ファームで1年目の選手に対する打席数やイニング数の提供案を提示したり

様々な面における当時のファイターズになかった革新的なアイディアを出し、北海道移転後のファイターズの躍進に一役買っていたのは間違いありません。

ただ
山田GMの後を継ぎ、吉村が3代目GMになってからチームの流れが少し変わってきているかなぁという印象はあります…
フロント内部の構想や状態はわかりませんが、吉村がトップになったとこで"現場も含めて実績ある吉村GMに意見を言える立場の人が居なくなった"のではないかと危惧しています。

吉村GMが目指すチームを作るうえで、他の人員をイエスマンで固めているんじゃないか…
そう思ってしまうことが最近増えました。

長く1つのポジションにいれば居心地を良くしたいのは人間誰しも思うことです。
だからこそ、プロ野球では現場において長期政権をとらない球団が増えているように思えます。
ですがそれはフロント内部においても同じことで、責任問題は現場だけでなく時に内部も含めて風通しをよくしてほしいと願っています。


先述したように吉村GMは間違いなく球団において功労者です。それは圧倒的感謝です。
ですが、先述したように吉村GMの希望で招聘した栗山監督が退任するならば、合わせてご自身も現在の職を後任に譲るという姿勢を見せてほしいな。と思っています。


あ、それと
外国人スカウト担当は大至急後任を探してください!

最後に

如何だったでしょうか?

一ファイターズファンによる構想の妄想でした。

ただ、監督を退任した小笠原や二岡の入閣は普通にあると思っています。

また、今季GAORAで今浪が解説に加わりましたが、これは岩本や森本含め既存の誰かが入閣するからでは?とも思っています。


更にメジャーでは、元ファイターズ戦士のグリーンがパドレスを解任されたという報も飛び交っています。

2年間年俸が確約されているなら戻って繋ぎ役やってくれますか?



独立組の武田勝や二岡
中日退団の小笠原
イエスマン候補の木田や荒木

様々な監督候補の中から最終的に選ばれる決断や如何に?
そしてコーチ陣の刷新は図られるのか?

オフシーズンのファイターズも目が離せませんね(;^ω^)
お付き合いいただきありがとうございました(*_ _)